ジョコビッチを倒すには
2016年4月4日、錦織圭選手のマイアミ決勝、ノバク・ジョコビッチとの試合で幕を閉じました。
スコアは3-6、3-6でした。
「王者との差は大きい」と感じましたよね。
ジョコビッチは、現在キャリアの絶頂期を迎えています。
一方錦織選手は、これからが本当の強さを発揮する時です!
現時点での王者との力の差が、今後永久に変わらないことはありえません!
個人的には、これからしばらく、ジョコビッチとの試合の結果はあまり気にすることはないと思います。
去年ほぼすべてのビックタイトルを獲得し、今年は1度の棄権だけで無敗、1つ前のマスターズ1000ファイナルでは同世代のラオニッチを6-2、6-0で倒しています!
よく各セット3ゲームづつも、今の決勝のジョコビッチから奪ったと考えるべきです!
ジョコビッチを倒すことを本当に意識するのは、世界ランク2位になってからでいいと思います。
ジョコビッチ戦を見ていて感じましたが、弱点を突いて倒す、その時最高に調子のいいプレーをして倒す、ということがまず通用しないレベルの王者になっています。
特にビックトーナメントの決勝は、勢いで倒せる相手ではないでしょう。
本題ですが、どうすればノバク・ジョコビッチに勝てるのか?
ジョコビッチの実力と同じか、それ以上の実力をつけることです!
ジョコビッチと、その他のトップ選手との間には、大きな実力差が存在しています。
この実力差は、その時の調子や、環境、弱点を突くテニスがうまく組み合わさっても、敵わないほど大きいです。
真の強者を倒すためには、自分が真の強者にならなければなりません。
錦織選手はジョコビッチに、「現時点」では敵わないだけです。
今回のマスターズ、錦織選手は世界で2番目に多くのポイントを得ました。
1つ前のマスターズインディアンウェルズ大会でも、過去最高の結果を出しています。
今期の錦織選手の成績は、19勝で、世界第3位の成績です!!
今年の錦織選手は、最初のグランドスラムの全豪オープンはジョコビッチ戦でベスト8、最初のマスターズ、インディアンウェルズはナダル戦でベスト8、そしてマスターズマイアミオープンで準優勝と、現世界ランク1位と、その前の世界ランク1位のナダルにビックトーナメントで負けての好成績です。
メンフィスでの4連覇も含めて、今シーズン、最高のスタートをきっています!
順調すぎるほどの好成績ですよ!
この調子なら、世界のトップ3入りも今期中に可能かもしれません!!
そうして、確実に実力をつけて、いつの日かジョコビッチを上回り、世界の頂点に登りつめて欲しいです!!!
全力で錦織選手を応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!