世界の頂点まであと1つ!王者との決勝へ
〜キリオス戦勝利! 残るは王者のみ!!〜
ついに、ついにたどり着いた、マスターズ1000
マイアミオープンでの決勝の舞台!!!
ここまで1セットも落とさず、ラオニッチもストレートで倒してきたキリオスに対して、逆にストレート勝ちをおさめての決勝への切符です!
ご存知かと思いますが、マスターズ1000の大会は、1位から30位までのすべての選手が出場を義務付けられており、そのメンバーのレベルの高さはグランドスラムと同等です。
この中で、決勝まで錦織選手は勝ち上がってきました。
マレーでも、フェデラーでも、ワウリンカでも、ナダルでもなく、錦織圭が決勝で現王者
ノバク・ジョコビッチと戦います!!
〜キリオスとの試合〜
マイアミは非常に湿度が高く気温も高いため、体調不良や疲労との戦いも強いられますが、錦織選手はモンフィスとの死闘を制した後に、このパフォーマンスです!
今日のキリオスとの準決勝は、サーブ、ストロークともにとても安定感があり、さらにその安定感を、トップクラスの球威を保った上で出していました。
ここまで無敵の強さを誇っていたキリオスとの打ちあいで、ボールの威力で全く見劣りがしませんでした…!
さらに、錦織選手のボールはコート深くに突き刺さり、それによりキリオスの強打をけん制し、主導権は錦織選手に移りました!
そして錦織選手は、モンフィス戦もキリオス戦も、リターンの返球率がとても高かったです。
これによりストローク戦に持ち込むことが出来たので、ジョコビッチとの試合もリターンの返球率を高めに出来ると、チャンスが出てくると思います!
〜ジョコビッチ戦の鍵〜
最近の対戦では、ジョコビッチが錦織選手のリターンの読みを外すプレーを多くしてきてきます。
なので、サーブのコースの読みあいが1つの鍵となります。
ジョコビッチとの試合で1番鍵となるのは、やはりストローク戦です。
ジョコビッチの深いボールからの攻撃と守備に対して、どのように主導権を握れるかが勝敗を分けます!
バックの打ちあいの時に、深いボールでのラリーで勝つことが、試合全体の主導権を握ることに繋がります。
〜今大会の活躍でのランキング〜
ここまで錦織選手は、死闘を制したモンフィス戦、圧勝といってもよいその他の試合をこなしてきました。
マスターズの決勝に残ったことで、ATPランキングに関係するポイント、600ポイント以上を獲得することが決定しています!
これにより、現トップ5のラファエル・ナダルに、ATPポイントで大きく接近しました!!
世界ランキングが決まるポイントは、次の年の同じ時期に消えます。
そして、またその時期に勝つことでポイントを守ったり、多く獲得してランキングを上げたりすることが出来ます。
錦織選手はシーズン後半に、去年大量のポイントを落としてしまった全米オープン、2回戦で棄権をしたウィンブルドンと、大量のポイント獲得のチャンスが多く残っています!
シーズン終了時、トップ5にいる確率は高く、今年で世界4位や3位も視野に入る勝ち方を出来ています!!
〜マスターズ初優勝へ〜
錦織選手の今シーズンの目標は、マスターズ1000で優勝することです!
そして、そのチャンスは目の前にあり、あと1試合勝てば達成されます。
そこに立ちはだかるのは、王者ジョコビッチ!
去年、ジョコビッチの出場した大会はほとんどジョコビッチが優勝しています。
なので、優勝するためにはどこかで必ず当たる相手です。
2014年全米オープンと違い、今回は決勝戦です。
勝てば、優勝です。
もう1試合戦う必要はありません。
失うものは何もないので、勝利し優勝する瞬間を私たちに見せて欲しいです!!!
試合は、4月4日月曜日、日本時間午前2時開始予定です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!