錦織圭、世界の頂点へ
2016年マスターズ1000シリーズマイアミオープン、一体誰がこんな展開を予想できたでしょうか…
第2シード、アンディ・マレー
第4シード、スタン・ワウリンカ
第5シード、ラファエル・ナダル
第9シード、ジョー・ウィルフライ・ツォンガ
…
全て、錦織圭選手が決勝に行くまでに、対戦する可能性が高いトッププレイヤー、トップスター達です…
順当にいくと、
4回戦、ランキング9位ツォンガ
準々決勝、ランキング2位マレー
準決勝、ランキング4位ワウリンカまたはランキング5位ナダル
となるはずでしたが、3回戦まで終了し、これらの選手は全て負けました!!!
そして、錦織圭はここまで圧倒的な強さでのストレート勝ち…!!!!
凄すぎる…
そして神が錦織圭に微笑みかけ過ぎている…
さらに、錦織選手の試合よりもコートの気温が上がる時刻に行なわれた、バウティスタアグート対ツォンガ、ディミトロフ対マレーの2試合は、どちらもファイナルセットまでもつれこむ大接戦でした!
マイアミの高い気温と異常な湿度の中、トップ10選手相手にロングマッチを制した、バウティスタアグートとディミトロフは多くの体力を使っています。
その点錦織選手は、体力を温存してのストレート勝ち…
シード対決で6-2、6-2ですよ、信じられますか?
錦織圭対アレクサンドル・ドルゴポロフ戦、予想通りものすごく速いテンポのラリーが激しく展開されました。
ファーストポイントから両選手共、フラット系のバックハンドでのライジングショットがコートに突き刺さり、この試合のテンポの早さの次元が違うことを感じさせました。
しかし、ストロークの安定感という点で、錦織選手の方がラリーになるとミスが少ないので、ドルゴポロフにポイントが簡単には入りませんでした。
同じタイプ、テンポの速いラリーを好む選手どおしの場合、自力に勝るプレイヤーが試合を支配する傾向があります。
ファーストゲームこそドルゴポロフのスーパープレイでゲームを落としましたが、次のゲームをブレイクバックすると、その後は錦織選手が試合の流れを支配していました。
終わってみれば6-2、6-2の圧倒的なスコアでのストレート勝ち…
恐ろしい強さです。
このトーナメント、全ての要素が錦織圭のマスターズ1000決勝進出に味方しています!!!
錦織圭、マイアミ決勝進出、ほぼ確定です。
錦織選手のマイアミオープン4回戦の開始時間は、明日3月30日の午前10時以降となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!