錦織選手のクレーシーズン開幕まであと3日!
2016年3月18日から開催される、バルセロナオープン!
バルセロナオープンの出場選手は、トップ10選手で錦織選手以外には、ラファエル・ナダル、ダビド・フェレールが出場を予定しています!
錦織選手以外に2人しかトップ10の選手が出場しませんが、この大会においてのスペイン勢のナダルとフェレールは、普段よりもさらに脅威でしょう…
2人ともクレーコートのスペシャリストであり、さらに地元のスペインの大会です。
それを裏付けるかのように、3年前までは、スペインの選手が11年連続で優勝してきました…
特にクレーキング・ナダルは脅威で、この大会で8回の優勝があります!
会場は歴史上最強のクレーコーター、ラファエル・ナダルほぼ1色の応援となるでしょう。
錦織選手が勝ち上がっていくと、決勝での対決となります。
環境もプレースタイルも不利…
勝ち目などあるのか…
…十分にあります!!
去年、一昨年と、ここ2年の優勝者は錦織選手ですから!
そしてなにより、1つ前の大会でマスターズ準優勝をし、そのプレーのレベルの高さを世界に見せつけた錦織選手!
ランキングの上でも、ナダル5位、錦織選手6位と、まさに倒さなければ上にいけない相手。
錦織選手を全力で応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
スポンサーリンク
錦織選手の今期マスターズ初優勝への道
2016年、今期マスターズ3戦目、モンテカルロマスターズで、王者ジョコビッチが初戦敗退しました…
今年、無敗を誇っていたジョコビッチが負けたことにより、錦織選手の今期のマスターズ優勝のチャンスが大きく広がりました!
この大会には、残念ながら錦織選手は出場していません。
モンテカルロマスターズは唯一参加義務のないマスターズなので、錦織選手はここ数年出場せずに、練習と休養にあてています。
無論、いずれは錦織選手にジョコビッチを超えてもらいたいと思うのがファンの願いですが、現状はジョコビッチのレベルに、世界中の選手が少しでも近づけたかが注目されます。
ジョコビッチが、今期も出場した全てのマスターズを手にすると、錦織選手の今期のマスターズ優勝のチャンスが実質1人の選手によって阻まれてしまいます…
今回マスターズでジョコビッチを倒したのはイリ・ベセリという選手ですが、現在トッププレイヤーというわけではありません。
だからこそ、なおさらジョコビッチが本調子ではない時はチャンスがあると、世界のテニスプレイヤーに期待をもたせました!
今年中の錦織選手のマスターズ初制覇を、全力で応援しましょう!
最期まで読んで頂きありがとうございました!
スポンサーリンク
あと5日で3連覇のかかるバルセロナオープン
錦織選手の次のツアー大会、スペインのバルセロナオープンまで、あと5日となりました!
一昨年から、クレーシーズンに素晴らしい成績を残しつつある錦織選手。
今年も大きな期待がかかります!
先ほどのマスターズ1000マイアミオープンでは、しっかりとためをつくったフォアハンドの精度がとても高く、 特にストレートへの連発がとても効果的でした!
とても綺麗なフットワークでしっかりと止まり、体の回転と重心を前に移動させることで、しっかりとボールを潰して威力のあるボールを打ち続けていました。
これからのクレーコートシーズンでは、しっかりためをつくって打つ、試合の主導権を握るシ
ョットの質が勝敗を分けると思います。
相手にコースを読ませないのは錦織選手の得意分野なので、この長所をどれだけ発揮できるかが大切です。
おそらくマイケル・チャンコーチ、ダンテ・ボッティーニコーチと共に、クレーコートの試合までにパワーのあるショットを打つ練習を多くすると思います。
クレーの王者、ラファエル・ナダルは、超人的なフットワーク、圧倒的なパワー、予測のできない、コースを読ませないプレーを持ち合わせています。
錦織選手もこれらの素質が十分にあるので、試合がとても楽しみです!
錦織選手を全力で応援しましょう!
最期まで読んで頂きありがとうございました!
スポンサーリンク
錦織圭のバックハンド
錦織選手は、他の一般的なプロ選手に比べて、バックハンドでフォアハンドと同じように攻撃している割合が高いです!
特に、バックハンドであまり回転がかかっていない、速いクロス、ストレートは高い決定率を誇ります。
錦織選手のバックハンドストロークのストレートへのショットは、錦織選手のそのシーズンの調子の良さを表していますが、今シーズンはものすごく精度が高く、ゲームの主導権を得るキーショットとなっています。
バックハンドストロークのクロスへのショットは、深く速い上に、ストレートへも強力なショットが残されているので、
錦織選手がためをつくってコースを隠すと相手にとって驚異になります!
過去にはこれらのショットで、ジョコビッチからブレイクをするシーンが何度もあり、これからの試合でもとても期待が持てます!
錦織選手を全力で応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
スポンサーリンク
錦織圭ローランギャロスへの期待
5月に行われるので、まだ気が早いですが…
これはあくまで私個人の見解ですが、錦織選手が最も相手をコントロール出来るのはクレーコートです。
クレーコートでは、サーブの利がハードコートや芝のコートに比べて薄れ、ストローク戦がとても重要になってきます。
錦織選手は、ストローク戦では、ほぼ全ての選手を圧倒出来る力があります。
マスターズ初の決勝進出は、スペインのクレーコート、ムチュアマドリードオープンで達成されました。
昨年は、強力かつ安定したストロークで相手を圧倒してきました。
次に開催される2連覇中のバルセロナオープンでは、卓越したプレーを見られます!
錦織選手を全力で応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
スポンサーリンク
錦織圭選手の終盤の強さ
今後、世界ランキング1位になる可能性も十分にあります。
錦織選手がここまでランキングを上げた、その理由はもちろん試合に勝ったからです。
テニスは、重要なポイントでどのようなプレーが出来るかが、ハイレベルな試合の決め手となる割合が大きいスポーツです。
そして、重要なポイントの多くは、勝敗に直結する試合終盤にあることが多いです!
その大切な終盤で、錦織選手は歴代1位の勝率を誇っています。
ジョコビッチや元世界1位のビヨン・ボルグが歴代2位や3位のことを考えると、錦織選手が世界1位になれる可能性を期待させます…!
ATPツアーファイナルズで錦織選手とロジャー・フェデラーが試合した時、フェデラーは、「Keiが転んでくれないかと思った。後半になるにつれてどんどん力を増してくる。」
とコメントしています。
後半に強い選手というのは、絶対的トッププレイヤーにとっても驚異の存在となります。
そもそも後半に確実に勝つのが絶対的トッププレイヤーの勝ちパターンであることが多いので、そこを崩されてしまうのです。
錦織選手はとても安定感のあるテニスでこのランキングまで登りつめてきました。
これからさらに実力が増せば、後半の強さからら、相手は並大抵の努力では勝てないので、絶対王者に君臨する可能性もあります。
今シーズン、錦織選手の本来の勝負強さが戻ってきています。
さらに実力を増し、最強に確実に近づいている錦織選手を全力で応援しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
スポンサーリンク
錦織選手、昨年後半の悪夢からの復活
昨年の後半、全米1回戦負け、ウィンブルドン2回戦棄権と、グランドスラムの早期敗退が世界ランキングに大きな影響を及ぼしました。
グランドスラムの獲得ポイントは、
1回戦、 10ポイント
2回戦、45ポイント
3回戦、90ポイント
4回戦、180ポイント
ベスト8、360ポイント
ベスト4、720ポイント
準決勝、1200ポイント
優勝、2000ポイント
となっており、昨年後半は、グランドスラムで55ポイントしか獲得することが出来ませんでした…
2014年の全米オープン準優勝が1200ポイント獲得、4連覇したメンフィスオープンが250ポイント獲得、錦織選手が次に出場する、2連覇中のバルセロナオープンが500ポイント獲得なので、55ポイントというのはあまりにも損失でした。
しかし、去年の獲得ポイントが少ないということは、今シーズン後半に大きなチャンスがあるということです!
ランキング通り、順当にベスト8まで勝ち上がれれば、55ポイントのところが720ポイントとなり、ビック4のラファエル・ナダルを抜いてトップ5に返り咲きます。
錦織選手の今の勝負強さを後半まで保てれば、グランドスラムでさらに上位に入る可能性は大きいです!
今月、トップ30までの選手が全て出場義務のある、マスターズ1000マイアミオープンで準優勝した錦織選手。
グランドスラムでの準優勝は、マスターズ1000でもらえる600ポイントの、2倍の1200ポイントです!!
来月に行われる全仏オープン、ウィンブルドン、過去ファイナリストの全米オープンと、今シーズンも、これから多くの大チャンスがあります!
錦織選手を全力で応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
スポンサーリンク
錦織圭選手のプレーの特徴
多くのプロテニスプレイヤーが、「ツアーで最も速い選手」と錦織選手をたたえます。
その速さとは、動きの速さのことをおそらく指しているでしょう。
錦織選手のフットワークの異常なまでの速さは、もちろん瞬発力、運動能力が飛び抜けていることも要因です。
そして、それらの能力以外にも、読みの速さという絶対的な武器があります!
テニスファンの方なら、生きる伝説、ロジャー・フェデラーはもちろんご存知ですよね。
フェデラーのプレーは、その、絶対的な読みの速さによって支えられています。
簡単に言うと、相手の打つコースを予測して、相手が打つ前に、その方向に動き始めているんです!
予知能力者かっ!というような、とても正確でかつ早い読みをします。
実は、全てのプレイヤーは、相手の打つ方向を読むことで、フットワークの一歩目を動かします。
相手が打ったあとに動いていては、100キロを超える速度で飛んでくるボールに対応はできません。
ただ、ロジャー・フェデラーと、錦織選手は、読みの速さが群を抜いているんです!
よく錦織選手のスーパープレーをハイライトでやりますが、必ずと言っていいほど、絶体絶命の場面からの、前に出てきている相手を抜くパッシングショットが含まれています。
このパッシングショットは、相手のショットのコースを読みきっているからこそ打てるショットです。
この読みの速さが、錦織選手のフットワークを支える1つの要因となっています!
2、コースを読ませない!
錦織選手は相手のショットのコースを読むのが早いということを書きました。
ですが、錦織選手は、相手にはショットのコースを読ませません!
ショットのコースを読む時は、相手がボールを打つまでの動作を見て判断します。
体が開いていたり、肩の入りが浅かったり、止まらずに動いていると、コースを簡単に相手に読まれます。
しかし、錦織選手は自分がショットのコースを読むのが早いので、その分ボールを打つまでに時間を作り出すことが出来ます!
そして何と言っても、錦織選手はボールを打つ直前に、必ず一度止まるんです。
動作が一度停止すると、そこからの動き出しによってはどの方向にもボールが打てます!
さらに、打つタイミングを早める、遅めること、フォームを使い分けることで、左右どちらにでもボールを飛ばすことが可能です!
一度止まって、ためをつくる動きは、相手にどちらにくるか迷わせる効果があるのです。
その他も多くのトップレベルの技術を持っていますが、この目に見えづらい「読み」の部分での戦いを制すことが多いので、錦織選手は試合を有利に進めています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
錦織圭は今シーズンとても勝負強い!
2016年マイアミオープン、錦織選手は準優勝という輝かしい成績を残しました。
そこで見せた、フランスのガエルモンフィスとの死闘。
上の写真の場面、モンフィス選手は3本のマッチポイントがありました。
錦織選手はこの先3本のポイントのうち、1本でも取られたら負けとなります。
錦織選手はこの絶対絶命のピンチを、なんとかしのぎました。
しかし、その後もピンチが訪れます。
次の錦織選手のサービスゲーム、
またもやモンフィス選手のマッチポイントです。
ここで錦織選手は、繊細なタッチが要求されるドロップショットからのダイビングに近いボレーでしのぎました。
奇跡、とよく言われますが、1つ前のインディアンウェルズ大会でも、ジョンソン戦7-6、7-6、イズナー戦1-6、7-6、7-6と、錦織選手はものすごい勝負強さを発揮しています!
ゲームの流れを左右するポイントや、ここは落とせないという場面のポイントを、プレーの質を上げてほとんど自分のものにしています!
これが本来の錦織選手の最大の強みで、最終セット勝率歴代テニスプレイヤーNo.1というところからもうかがえますが、昨年の後半はこの強みが影を潜めました。
去年の錦織選手は、一昨年準優勝した全米オープンでの1回戦敗退以降、調子を落としていました。
しかし、今年のデビスカップ、アンディ・マレー戦で、錦織選手の本来のプレーが戻り、さらに勝負強さがパワーアップしました!
今年抜群の勝負強さを見せている錦織選手!
錦織選手を全力で応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
スポンサーリンク
錦織選手次の大会、バルセロナオープン3連覇へ!
次の錦織選手の大会は、2016年4月18日から開催される、ATPツアー500グレードのバルセロナオープン!
錦織選手にとっては、2016年シーズンのクレーコート開幕戦となるバルセロナオープン。
なんといっても、錦織選手は去年、一昨年と優勝をしている、「現王者」です!
ATPツアーの500グレードで2連覇するのは、とても偉大です!!
トップ10プレイヤーが半分出ることもある大会ですからね!!
この大会で3連覇出来れば、自分は勝てる、勝ち続けられる!という自信をさらに濃いものと出来ます!
今シーズンは世界3位のツアー成績をここまで残しています。
これがなにを意味しているかというと、この調子でいけば、この一年が終わる頃には世界ランク3位にいるということです。
勝ち続けている時の選手は、自信に満ち溢れ、異常なまでの勝負強さを発揮します!
最近の錦織選手でいうと、インディアンウェルズのイズナー戦、マイアミのモンフィス戦が記憶に新しいでしょう。
この勝ち続けている流れを、絶対に手放してはいけません!
私たちも、全力で錦織選手を応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2NG9CY+47TK1E+2S96+BXB8X" target="_blank">
<img border="0" width="100" height="60" alt="" src="http://www27.a8.net/svt/bgt?aid=160322146255&wid=001&eno=01&mid=s00000012993002003000&mc=1"></a>
ジョコビッチを倒すには
2016年4月4日、錦織圭選手のマイアミ決勝、ノバク・ジョコビッチとの試合で幕を閉じました。
スコアは3-6、3-6でした。
「王者との差は大きい」と感じましたよね。
ジョコビッチは、現在キャリアの絶頂期を迎えています。
一方錦織選手は、これからが本当の強さを発揮する時です!
現時点での王者との力の差が、今後永久に変わらないことはありえません!
個人的には、これからしばらく、ジョコビッチとの試合の結果はあまり気にすることはないと思います。
去年ほぼすべてのビックタイトルを獲得し、今年は1度の棄権だけで無敗、1つ前のマスターズ1000ファイナルでは同世代のラオニッチを6-2、6-0で倒しています!
よく各セット3ゲームづつも、今の決勝のジョコビッチから奪ったと考えるべきです!
ジョコビッチを倒すことを本当に意識するのは、世界ランク2位になってからでいいと思います。
ジョコビッチ戦を見ていて感じましたが、弱点を突いて倒す、その時最高に調子のいいプレーをして倒す、ということがまず通用しないレベルの王者になっています。
特にビックトーナメントの決勝は、勢いで倒せる相手ではないでしょう。
本題ですが、どうすればノバク・ジョコビッチに勝てるのか?
ジョコビッチの実力と同じか、それ以上の実力をつけることです!
ジョコビッチと、その他のトップ選手との間には、大きな実力差が存在しています。
この実力差は、その時の調子や、環境、弱点を突くテニスがうまく組み合わさっても、敵わないほど大きいです。
真の強者を倒すためには、自分が真の強者にならなければなりません。
錦織選手はジョコビッチに、「現時点」では敵わないだけです。
今回のマスターズ、錦織選手は世界で2番目に多くのポイントを得ました。
1つ前のマスターズインディアンウェルズ大会でも、過去最高の結果を出しています。
今期の錦織選手の成績は、19勝で、世界第3位の成績です!!
今年の錦織選手は、最初のグランドスラムの全豪オープンはジョコビッチ戦でベスト8、最初のマスターズ、インディアンウェルズはナダル戦でベスト8、そしてマスターズマイアミオープンで準優勝と、現世界ランク1位と、その前の世界ランク1位のナダルにビックトーナメントで負けての好成績です。
メンフィスでの4連覇も含めて、今シーズン、最高のスタートをきっています!
順調すぎるほどの好成績ですよ!
この調子なら、世界のトップ3入りも今期中に可能かもしれません!!
そうして、確実に実力をつけて、いつの日かジョコビッチを上回り、世界の頂点に登りつめて欲しいです!!!
全力で錦織選手を応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
夜中の2時に決戦!マイアミオープンファイナル!
2016年4月4日月曜日、日本時間の午前2時、マスターズ1000マイアミオープン、ファイナリストによる頂上決戦が行われます!
世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ 対
次期世界1位の筆頭、錦織圭選手です!!!
錦織選手は、日本の誇りです。
日本のテニス界において常に存在していた、世界のトップレベルとの、何重もの厚き壁を打ち砕いてきた錦織選手。
ご存知の通り、プロテニスはフィジカル面がどうしても必要となってくるスポーツであり、さらにツアー全体での平均身長も高いです。
日本人と外国人の、生まれ持ったフィジカルと平均身長の差を考えた時、世界の頂点に立つ可能性を秘めた日本人男子の出現を誰が予期したでしょうか?
確かに、小柄と言われる選手でもトッププレイヤーはいます。
マイケル・チャンさんや、ダビド・フェレール選手などがよく上がるでしょう。
しかし彼らは、絶対的なフットワークとストローク力を持った、特殊なごく一部の選手です。
他の同身長のプロテニスプレイヤーに同じことを望んでも、無理でしょう。
しかし!
錦織選手は、持ち合わせているんです。
絶対的なフットワークとストローク力を。
さらに、今の錦織選手のストロークには、信じられないほどのパワーが秘められています!
そして、彼らを上回ると言われる、最強のゲームセンスと終盤の強さを持ちあわせています!
また、ネットプレー、ドロップショットなど全ての技術がトップレベルであり、ストローカーにとどまらず、天性の素質を持ったオールラウンダーと言えるでしょう。
準々決勝のモンフィス戦、終盤にサーブアンドボレーやドロップショットからのボレーでの、目の覚めるようなポイントが見られました!
しかも、1度ではなく、ボレーヤー顔負けの頻度と質の高さを誇りました!
キリオス戦のマッチポイントも、鮮やかなボレーでの勝利でしたね。
錦織選手は、世界ランク1位に相応しい素質を持った選手です。
今後、さらなる躍進は約束されているでしょう。
しかし、世界ランク1位を目標とするとそれはまた別です。
そこに立ちはだかる絶対的な壁、それがノバク・ジョコビッチです。
この壁だけは、世界のどんな天才、実力者でも、全く歯が立っていないことがほとんどです。
錦織選手は、近いうちに再度、自分は世界の頂点に相応しい人間であると示さなければいけません。
その大きなチャンスが、数時間後に行われる、マスターズ1000の決勝、頂上決戦です!
失うものはなにもありません。
錦織選手は全ての力を出しきろうと王者に立ち向かうでしょう。
私たちも、全力で錦織選手を応援しましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
世界の頂点まであと1つ!王者との決勝へ
〜キリオス戦勝利! 残るは王者のみ!!〜
ついに、ついにたどり着いた、マスターズ1000
マイアミオープンでの決勝の舞台!!!
ここまで1セットも落とさず、ラオニッチもストレートで倒してきたキリオスに対して、逆にストレート勝ちをおさめての決勝への切符です!
ご存知かと思いますが、マスターズ1000の大会は、1位から30位までのすべての選手が出場を義務付けられており、そのメンバーのレベルの高さはグランドスラムと同等です。
この中で、決勝まで錦織選手は勝ち上がってきました。
マレーでも、フェデラーでも、ワウリンカでも、ナダルでもなく、錦織圭が決勝で現王者
ノバク・ジョコビッチと戦います!!
〜キリオスとの試合〜
マイアミは非常に湿度が高く気温も高いため、体調不良や疲労との戦いも強いられますが、錦織選手はモンフィスとの死闘を制した後に、このパフォーマンスです!
今日のキリオスとの準決勝は、サーブ、ストロークともにとても安定感があり、さらにその安定感を、トップクラスの球威を保った上で出していました。
ここまで無敵の強さを誇っていたキリオスとの打ちあいで、ボールの威力で全く見劣りがしませんでした…!
さらに、錦織選手のボールはコート深くに突き刺さり、それによりキリオスの強打をけん制し、主導権は錦織選手に移りました!
そして錦織選手は、モンフィス戦もキリオス戦も、リターンの返球率がとても高かったです。
これによりストローク戦に持ち込むことが出来たので、ジョコビッチとの試合もリターンの返球率を高めに出来ると、チャンスが出てくると思います!
〜ジョコビッチ戦の鍵〜
最近の対戦では、ジョコビッチが錦織選手のリターンの読みを外すプレーを多くしてきてきます。
なので、サーブのコースの読みあいが1つの鍵となります。
ジョコビッチとの試合で1番鍵となるのは、やはりストローク戦です。
ジョコビッチの深いボールからの攻撃と守備に対して、どのように主導権を握れるかが勝敗を分けます!
バックの打ちあいの時に、深いボールでのラリーで勝つことが、試合全体の主導権を握ることに繋がります。
〜今大会の活躍でのランキング〜
ここまで錦織選手は、死闘を制したモンフィス戦、圧勝といってもよいその他の試合をこなしてきました。
マスターズの決勝に残ったことで、ATPランキングに関係するポイント、600ポイント以上を獲得することが決定しています!
これにより、現トップ5のラファエル・ナダルに、ATPポイントで大きく接近しました!!
世界ランキングが決まるポイントは、次の年の同じ時期に消えます。
そして、またその時期に勝つことでポイントを守ったり、多く獲得してランキングを上げたりすることが出来ます。
錦織選手はシーズン後半に、去年大量のポイントを落としてしまった全米オープン、2回戦で棄権をしたウィンブルドンと、大量のポイント獲得のチャンスが多く残っています!
シーズン終了時、トップ5にいる確率は高く、今年で世界4位や3位も視野に入る勝ち方を出来ています!!
〜マスターズ初優勝へ〜
錦織選手の今シーズンの目標は、マスターズ1000で優勝することです!
そして、そのチャンスは目の前にあり、あと1試合勝てば達成されます。
そこに立ちはだかるのは、王者ジョコビッチ!
去年、ジョコビッチの出場した大会はほとんどジョコビッチが優勝しています。
なので、優勝するためにはどこかで必ず当たる相手です。
2014年全米オープンと違い、今回は決勝戦です。
勝てば、優勝です。
もう1試合戦う必要はありません。
失うものは何もないので、勝利し優勝する瞬間を私たちに見せて欲しいです!!!
試合は、4月4日月曜日、日本時間午前2時開始予定です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
世界の頂点まで、あと2つ! 歴史的死闘、制す
何度モンフィスのマッチポイントをしのいだでしょうか…
2016年4月1日、マスターズ1000シリーズマイアミオープン、準準決勝、錦織圭 対 ガエル・モンフィスの試合です。
試合が終わった瞬間、観客はほとんどがスタンディングオーベーションでした。
今日の試合も、錦織選手はとてもいいプレーをしていました。
昨日までと変わらず調子は良かったです。
なのに、です。
この絶対的な強さを見せている錦織選手に対して、モンフィスのあのプレーはなんでしょうか…
今日の試合、最強の運動神経と潜在能力を持つと言われているモンフィスが、120%の力を出せていました!
錦織選手のコート深くに突き刺さる強打に対して、人間離れしたフットワークで追いつき、狙い球を絞って確実にカウンターでエースをとってきました…
モンフィスの、ジョコビッチのようなバックハンドのカウンターエースを何度今日見たことでしょう…!
ファイナルセット、錦織選手から見てゲームカウント4-2となった場面で、モンフィスは暑さと疲労で、フィジカルの限界が近いように見えました。
しかし、驚異的なファイティングスピリットでブレイクバックし、その後はゾーン状態に入り、錦織選手を何度も脅かしました!!
それでも、錦織選手は勝ちました。
ゾーンに入り、無敵状態のモンフィスを止めた光景を初めて見ました…
モンフィスは世界ランク最高7位の実力者で、過去にはフェデラーに対して5セットマッチでストレート勝ちするなど、爆発力トップと言っても過言ではない選手です!
その最高の状態のモンフィスを、錦織圭選手は倒したのです!!
錦織選手が最高の質のストロークの強打をし続けても、モンフィスはほとんど返してきました。
そしてリスクの高いショットをラインを狙って打ち続ける錦織選手はミスが増えます…
サーブは、錦織選手はファーストサーブの確率が悪く、ダブルフォルトが多めでした。
一方のモンフィスは、ファーストサーブが止まりません。
形勢は絶望的…
その中で、錦織選手はネットプレーという選択をしました。
勇猛果敢に30回近いネットプレーを試み、高い成功率を誇りました!
相手のマッチポイントなど重要なポイントでその切れ味はさらに増しました!!
ここが、この試合の勝敗を分けました。
歴史的死闘での大勝利!!!
これにより、昨年を超える世界4強に残りました!
錦織選手の準決勝は、4月2日土曜日、日本時間の午前8時に開始されます!
対戦相手はラオニッチ 対 キリオスの勝者で、どちらも錦織選手よりも若い、危険な相手です。
世界の頂点まであと2つ。
皆さん、錦織選手を全力で応援しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!